土曜日の午後に行きました。
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シニャックなどの有名どころに加えて、特にすばらしいなと思ったのは、ルイ・アイエと、
アンリ=エドモン・クロスでした。

クロスは点描の粒が大きめで、その分抽象度が高く、鑑賞者のイメージがふくらみます。
点描のリズムがとてもよく、ずーっと見ていても飽きません。
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ルイ・アイエは、灰色の空のシリーズが、シュールなイマジネーションの世界に連れて行ってくれました。
この展覧会に行かれた方の多くが、この灰色の空のシリーズは、きっと気に入ったのではないでしょうか。
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展示会のエピローグでは、点描の細かい粒から、フォービズムの線へと変化していく歴史が学べました。

混み具合は、さほどでもなく、比較的ゆっくり見れたと思います。
よい展覧会でした。

帰り道、上野公園の植物が印象画っぽく見えたのは、私だけではなかったでしょう。
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